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             株式会社ライフサーチ

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季節だよりseasonalnews


季節だよりをお楽しみ下さい


           



 「彼岸花」(ヒガンバナ)の別名「曼殊沙華」(マンジュシャゲ)は、「法華経」などの仏典に由来します。釈迦が法華経を説かれた際に、これを祝して天から降った花(四華)の1つが曼殊沙華だそうです。
 開花時期は9月中旬から9月下旬頃で、ちょうど秋のお彼岸の頃に咲きます。突然茎が伸びて鮮やかな色の花を咲かせ、数日で花が終わり茎だけになります。花が咲き終わってからようやく葉が伸び始め、冬と春を越して夏近くになると全く消えてしまいます。花と葉を同時に見ることはできません。花色は赤、白、黄、オレンジ、ピンク、紫と豊富です。
 球根には強い毒性分が含まれています。あぜや土手に植えるのは、土留めや毒があるためあぜに穴を開けるモグラを遠ざけるためです。墓場にヒガンバナが多いのも、有毒性を利用して遺体を動物から守るためだそうです。
写真左は10月1日、右は2017年9月、いずれも高槻市にて撮影。





『実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな』
 これは俳句ではなく作者不詳の故事成語(ことわざ)です。稲の穂は実が入ると重くなって垂れ下がります。つまり学徳が深まると、かえって他人に対し謙虚になることのたとえです。どこかの知事さんも見習ってほしいですね。
 さて、いま毎日食べるコメが売り場で見当たらないという『令和の米騒動』が起こっています。高齢の方は覚えていると思いますが、1993年にも記録的冷夏により『平成の米騒動』が起こりました。そして、緊急輸入された長細いタイ米(インディカ米)を食べましたね。今年も早く収まってほしですが、今年の新米も一部で刈り取りが始まっているようです。近くの田んぼの稲穂も頭を垂れてきました。もう少しの辛抱です。
9月6日 高槻市にて撮影。



          夏  


2024年8月



 花名のサルスベリ(猿滑)は、写真の通り樹皮がツルツルしていて、猿でも滑りそうなところに由来する。また、百日紅(ヒャクジツコウ)とも呼ばれるが、サルスベリが夏の盛りに長い間咲き続けることから名づけられた。花色は白、ピンク、紅、紅紫などがある。


2024年7月



 ハスの花は朝早く開き午後3時頃には閉じます。花の開閉は3回繰り返され、4日目には花びらが散るようです。泥の中にある根の部分はふくらんで蓮根(レンコン)になります。ただ食用の物と観賞用の物は品種が分かれており、ここ高槻市新川桜堤のハスは観賞用と聞きました。
 蓮の字の入った四文字熟語といえば「一蓮托生」、よい行いをした者は極楽浄土に往生して、同じ蓮の花 の上に身を託し生まれ変わること。転じて、事の善悪にかかわらず仲間として行動や運命をともにすることです。
 撮影したのは7月中旬、午前9時頃。2枚目の写真はまだ開ききっていないのかな。形が面白いので撮りました。


2024年6月



ヤエクチナシは八重咲きの園芸種で、日本や東アジアからヨーロッパに渡ったクチナシが品種改良され、里帰りしたものが流通しています。
元のクチナシは6弁花で、名前の由来は実が熟しても開かないことを、口がないことに例えてクチナシになったとされています。ヤエクチナシは豪華な花を咲かせますが、実はつけません。
また、流行歌「くちなしの花」は、渡哲也さんが歌っていました。発売した1年後にあたる1974年(昭和49年)にヒットしその年のNHK紅白歌合戦に出場しています。
"くちなしの白い花 おまえのような花だった" という歌詞が印象的ですね。
写真は6月下旬に高槻市小寺池にて。







 「タチアオイ」です。
地中海地方原産で、英名では「ホリホック」と呼ばれます。和名は平安時代は「唐葵(からあおい)」と呼ばれていましたが、まっすぐに伸びる草姿から江⼾時代以降いまの「立葵」になりました。梅雨入りごろ、花穂の下から咲き始めて順々に咲き上がり、花が終わるころに梅雨が明けるといわれています。赤やピンク、白などの大振りの花を咲かせます。
写真は6月初旬、高槻市にて。



          

2024年5月





 大阪城には市民の森、飛騨の森、梅林など、あちこちに沢山の木が植えられています。桜の季節が終わり、大阪城は新緑に包まれています。そこに南からやって来るのは渡り鳥たち。彼らにとって大阪城は大都会の中のオアシスです。そして、珍しい鳥を追って集まってくる大勢のカメラマンたちがいました。私もその1人です。飛び回る1羽の鳥を狙って右往左往。高い木で葉が出てきたため、なかなか狙いが定まりません。その鳥は30センチもの長い尾をもつ「サンコウチョウ」。目の周りとくちばしはコバルト色をしています。さえずりが、「ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイホイ」と聞くことができるところから、三つの光、三光鳥の名がつきました。もう一枚の写真は紺色の貴公子「コルリ」です。


2024年4月



 葉桜の下で芝桜が満開になっています。
 芝桜は、茎がまるで芝のように広がり、春には桜に似たかわいらしい花を咲かせます。一面に花を咲かせる様子は、まさに花の絨毯のようで圧巻です。芝桜は常緑で、地面を覆いつくすように密生し、土の流失を防ぐために花壇の縁取りや石垣、のり面などで利用されています。ただし、芝のように踏圧に強くはありませんので、踏まないように注意が必要です。
 4月15日、高槻市新川桜堤にて。




 淀川でウグイスが鳴いていました。皆さんよくご存じの「ホーホケキョ」という声。野鳥のさえずりを人の言葉に置き換えて覚えやすくしたものを「聞きなし」と言いますが、ウグイスの場合は「法法華経」と表現されます。うぐいす色と言えば、私たちが思い浮かべるのは「うぐいす餅」などの色ですが、実際のウグイスの羽色は、写真の通り緑よりも暗緑茶色です。メジロという鳥は大きさもウグイスに近く、体色も緑色ですから、しばしばウグイスと間違えられます。
 淀川で見つけた写真の花は「ニホンタンポポ」でしょう。タンポポの種類は大きく分けてセイヨウタンポポとニホンタンポポがあります。セイヨウタンポポはヨーロッパ原産の外来種で、ニホンタンポポは日本に古来から生育している在来種です。2つの違いは花の下の緑の部分、総苞片で見分けることができます。セイヨウタンポポの総苞片は反り返っていますが、ニホンタンポポの総苞片は反り返っていません。写真の花は反り返っていないため、ニホンタンポポであると考えられます。
  
       ウェザーニュースホームページより


2024年3月



 梅の花が終わりソメイヨシノなどの桜はまだ早い3月中旬に街角で見つけたのはボケとハクモクレンの花。
 ふっくらした朱色の5弁花を咲かせるボケ(木瓜)は平安時代に中国から渡来し、江戸時代から盛んに作られています。近年、欧米の改良種の導入により庭木や盆栽鉢植えとして魅力的な花になっています。
 ハクモクレン(白木蓮)は白い清楚な花を咲かせる高木で、樹高は20mにも達します。日本で見られるモクレンの仲間の中で最も早く花が咲きます。原産地は中国。高齢の方ならよくご存じの千昌夫の歌「こぶし咲くあの丘、北国の~~~♪」の「こぶし」はモクレンの仲間です。




 ひな祭り前日に見つけたのは桃の花ではなく「河津桜」。高槻市役所富田支所の横にある筒井池に植えられていました。まだ7分咲きくらいか。調べてみると、1955年に静岡県河津町で原木が見つかり1966年から開花がみられ、1974年に命名されました。2月上旬から開花しはじめ、約一ヶ月を経て満開になる早咲きのピンク色の桜です。河津町の河津川沿いには850本もの桜並木があり、一ヶ月間行われる「河津桜まつり」は来訪者数十万人の人気のお祭りとなっています。
 ちょうど「メジロ」が大好物の花の蜜を吸いに来ていました。メジロのからだはあざやかな黄緑色をしており、ウグイスと間違えることもありますが、目のまわりが白いため区別できます。


           

2024年2月



 梅の開花が始まりました。2月14日、高槻市の上之宮天満宮で撮影しました。毎年2月25日と26日には、菅原道真の命日に合わせて例祭が開催され、梅花祭神事が行われることが書かれています。
 ここで、冬鳥を見つけました。スズメほどの大きさで、翼には白斑があり、「紋付鳥」とも呼ばれますが、正式名は「ジョウビタキ」です。このオスの鳥は、中国やロシアなどで繁殖し、越冬のために日本に渡ってきます。澄んだ声で「ヒッ ヒッ ヒッ・・・」と鳴き、時には「カッカッ」と低く鳴きます。また、尾を震わせたり、頭を下げるお辞儀のような動作が特徴的で、住宅地や公園にも現れます。もし「ヒッ ヒッ ヒッ・・・」と聞こえたら、ぜひ探してみてください。


2024年1月


 ヨシガモのオス 高槻市にて
 全長48㎝。オスの頭は扁平で、ナポレオンの帽子を縦にかぶったように見えることから、ナポレオンハットを持つカモとして知られています。ハットとおしりの方に見える鎌状にカーブした羽(翼の付け根部分)、そしてその立ち姿、かっこいいですね。

アジア大陸の北部に分布・繁殖し、冬には東南アジアの温帯・熱帯へ渡ります。日本では冬鳥で、全国で記録されており、湖沼、河川、海岸などに生息しています。


  スイセン 高槻市にて 
 日本で最もよく見かけるのはこの白い花の中心部が黄色の「日本水仙」。

原産地は地中海沿岸。室町時代以前に中国を経由して日本に入ったと考えられています。雪の中でも春の訪れを告げるので別名「雪中花」(せっちゅうか)と呼ばれています。


 

 蝋梅(ロウバイ)は内側の花被片が濃い紫色になるのだが、一般に出回っているのは花被片全体が黄色くなる素心蝋梅(ソシンロウバイ)やその園芸種。
 ロウバイは中国原産の落葉低木。新春に香り高い花を咲かせる貴重な存在である。中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中の四花」として尊ばれてる。江戸時代初期に日本へ渡来し、ほかの花木に先駆けて咲く香りのよい花が愛され、生け花や茶花、庭木として利用されてきた。


 
  本年もよろしくお願いします

    

 
     コゲラ 万博公園にて
 日本で一番小さなキツツキ。ほぼ全国に分布・繁殖していて渡りはしない。


2023年12月

 
  ♫もういくつねるとお正月 ♫
12月中旬、お店はすでにお正月モードに。

 

 

 皇帝ダリアは日が短くならないと花芽ができないので開花期が遅く11月下旬から咲き出す。花後は根元から20cm程度の高さで切ってしまうが、春に株元から新しい芽が出て、冬には2階まで届く高さに成長する。

 

 高槻市芥川にて。ユーラシア大陸北部から飛来してきたヒドリガモ。
疲れたのか、お昼寝中ですね。


           

2023年11月


    菊 高槻市街角にて

 もっとも古くからある観賞植物。
日本には奈良時代末期から平安時代にかけて中国から渡来、改良が重ねられ多くの品種がある。日本には国花はないが、国民に広く親しまれている桜とともに、皇室の家紋のモチーフである菊が事実上の国花として扱われている。
 菊花展で見られるものは
「厚物(あつもの)→ 大輪もの」
「管物(くだもの)→ 細い花びら」
とに分けられるそうだ。
写真も2種類ありますね。




11月に入って夏日のところも。
クマ君が暑かった夏を振り返ります。


2023年10月


     コスモス


 旅するチョウ アサギマダラ


 アキアカネ 高槻市三好山にて

 アキアカネは赤トンボの代表種。ナツアカネとよく似ているが頭部や胸部はあまり赤くないのでアキアカネと思われる。アキアカネは夏に一旦低地から姿を消し、秋に成熟成虫が大挙して出現するのに対して、ナツアカネは低地から姿を消さない。


      ダリア




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